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アルノダン フランスアンティークジュエリー&オブジェ ギャラリー

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n.51 男のお洒落 1

  n.51 男のお洒落 1  

ー 個性をあらわすアンティークジュエリー ー


イギリス製のオーダースーツに、ハンドメイドの靴とイタリアのショール、日本の着物で男のお洒落は極まったと言えるのかどうかはわかりませんが、

いにしえから男達は、実は女性よりもお洒落に大きな力を注いできました。

 

皇帝や哲学者の古代ギリシャ時代から、

華やかなフランス王侯貴族の頃、

進退窮まった時にでも、常に最上級の装いをしていた男達がいました。

貴婦人以上に着飾ったルネサンス時代も、

トーガをまとった古代ギリシャやローマ時代も、

聖書の中のダヴィデ王も、

男性ならではの力強い体と意思的な眼差しを、
 

より一層 引き立たせるために欠かせないものが " ジュエリー " でした。

聖職者でさえも、厳密に決められた教会服に合わせて、

インタリオやカメオの指輪で装っています。


それは見た目の美しさだけではなく、 

趣味や考え方、そしてその人の背景をを人に語る、一つの手段でもありました。

 

古代ギリシャやローマの遺跡からの発掘品であるカメオやインタリオは、

ルネサンス時代から男達の究極の趣味、そして知的な遊戯であり、

王侯貴族達は専用の部屋を作ったくらい、夢中になっていました。


1800年前後に起こった古代趣味の流行の時も、

ナポレオン皇帝自らが、古代ローマ皇帝をまねて名乗る程でしたし、

軍人だけでなく、文化に精通する貴族達の指には、

遺跡のものだけでなく、

新古典主義の彫刻師達のカメオやインタリオの指輪を肖像画に残すほど、

誇らしく身につけています。

古代の彫刻作品だけでなく、

ルネサンス時代を引き継いだネックレスやブローチのお洒落も、
 

現代のダンディ達に引き継がれているのが素敵ですし、

指輪やネックレスだけでなく、

腕時計、懐中時計、カフスボタン、ピンブローチと、

男のお洒落はジュエリーなしでは成り立たないものでしょう。

  でも、現代の装いには昔の王様の服は参考になりません。

モダンな装いに

歴史と、今ではもう無くなってしまった技術や美意識が

たっぷりと詰まったアンティークジュエリーを、

エッセンスとして取り入れるのが素敵に思えます。

奇をてらった服のデザインを着るのではなく、

クラシカルなジャケットやスーツ、カジュアルなセーターやシャツ姿へ、あるいはロックな雰囲気へも、

アンティークジュエリーを着けると、その人ならではの趣味や思考が表現されると感じています。

と思うのも、そんな素敵な方ばかりを、当ギャラリーでお見かけするからです。

凝った装いもより魅力ですし、地味目な装いにもさりげなく、

ご自身の個性をいかしたアンティークジュエリーとのコーディネイトに、いつも憧れの眼差しを注いでしまいます。

" 男のお洒落 "  は実に奥が深いですね。

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